ファーストブックにオススメの絵本10選|赤ちゃんが夢中になる!はじめての絵本ガイド

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子どもには「たくさんの絵本を読んであげるといい!」という話は、もはや世の中の常識かのように語られている中で、自分もそれならばたくさんの本を読んであげよう!と勇んで、図書館から本を借りたり、たくさんの絵本を購入したりしたのですが、いざ本を読もうとするとこれがどうしてなかなか難しい。

なにが難しいかというと、赤ちゃんはとっても正直。
興味をひかない絵本は、ページをめくるどころか、投げられたり、咥えられたり、無視されて他のところへ行ってしまったりと、悲しき末路をたどることになる。
つまり初期の絵本読みというのはどれだけ興味を持って見てもらえるかということが非常に重要なんだと実感します。

今日は200冊以上の絵本を試したわたしが、0〜2歳の絵本読み始めの時期におすすめな、はじめての1冊にぴったりの絵本を10冊ご紹介します。選ぶ楽しさと読んでみるワクワク、どちらも感じてもらえたらうれしいです。

目次

ファーストブックにオススメの絵本10選

1.だるまさんが(かがくいひろし/ブロンズ新社)

どんな絵本?
「だ・る・ま・さ・ん・が……」というリズミカルなくり返しと、大きな絵が特徴。一緒に揺れながら読むという、スキンシップをとりながら楽しめる絵本です。お子さんが気に入ったらシリーズで揃えるのもおすすめです。

子どもが興味を持つポイント
・テンポの良いリズムと言葉のくり返しがいい!同じテンポでくり返すのが◯
・だるまさんのコミカルな動きや表情に大喜び
・読み聞かせで体を動かしながら楽しめる
※通常版とボードブック版がありますが、子供が自分でめくって何度も楽しめるボードブックがおすすめ

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2.きらきら ぴかぴか どうぶつだいすき(あかいしゆみ/永岡書店)

どんな絵本?
「脳科学にもとづいた知育絵本」という副題がついた、0歳からの赤ちゃんの発達を意識して作られた絵本。本屋で見たときにはピカピカしすぎかな?とも思いましたが、はっきりした色使いやぴかぴか光るものだと子供の目に届きやすいらしく、初めて目に取ったときから大喜び!中身もどうぶつがたくさんで親しみやすい絵本です。

子どもが興味を持つポイント
・赤ちゃんが反応しやすい配色+ページ全体がキラキラで視線をぐっと引き寄せる
・子供が好きなどうぶつで構成されている
・どうぶつの鳴き声や動きを強調して読んであげるとさらに興味UP

3.ぴかぴか とことこ(ひらきかずお/小学館)

どんな絵本?
「0歳からのモンポケえほん」シリーズ。人気のポケモンであるピカチュウと一緒に、指を使ってコロコロ、本を傾けてコロコロしながら楽しめる仕掛け絵本です。ぴかぴか・とことこ・ぴゅーなど、各ページの仕掛けの動きに合わせて、赤ちゃんが興味を持ちやすい言葉で表現されています。ピカチュウがかくれんぼしたり、赤ちゃんが気にいる仕掛けが満載です。

子どもが興味を持つポイント
・おなじみのキャラクターと認識しやすい配色で構成されている
・「ぴかぴか」「とことこ」の音が心地よいリズムに
・最初は自分でできなくても、見る・聞く・まねする体験を通して、少しずつできるようになる経験にもつながる

4.くだものいろいろかくれんぼ(いしかわこうじ/ポプラ社)

どんな絵本?
型抜きされたページから見える色や形をヒントに、果物を当てながら楽しめるしかけ絵本です。型抜きの部分が気になって子供が触りたがり、次のページをめくる楽しさにつながります。動物や乗り物など、シリーズで色々な絵本があるので、子供の好きなものが出てきたら、好みに合わせてシリーズの中から選んであげるのもおすすめです。シリーズの中でも小さいうちに一番集中して見ていた、くだものを今回のテーマではおすすめにしました。

子どもが興味を持つポイント
・「これなあに?」と問いかけるやりとりで反応が増える
・くだものだけではなく色も覚えられる
・型の部分にふれることでくだものの形を遊びながら学べる

5.たっちだいすき(聞かせ屋。けいたろう/アリス館)

どんな絵本?
赤ちゃんが「たっち」をしたがる時期にぴったりな絵本。たっちをし始める前でも、本やママの手をそっと当ててあげるようにして読んであげると、スキンシップになりとても喜んでくれます。本を読みながらタッチ、読んだあともタッチ。たくさんタッチして触れ合うことの楽しさを感じてもらえる本だと思います。

子どもが興味を持つポイント
・やさしい色づかいと親しみやすい表情の動物たち
・読むたびにたっちが楽しくなる、スキンシップにつながる
・話のテンポがよく、集中してこどもが聞きやすい

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6.やさいさん(tupera tupera/学研)

どんな絵本?
「やさいさん やさいさん だあれ?」と問いかけながらページをめくる、リズムと驚きが楽しい仕掛け絵本。仕掛け絵本は子供の興味を引きやすくおすすめですが、特にこの本はテンポもよく、野菜を引き抜くイメージと仕掛けがリンクしていてダイナミックさを感じます。子供が野菜に対して愛着を持ってもらうのにもよいです。

子どもが興味を持つポイント
・くり返しのフレーズで楽しく読める
・カラフルなくだものが画面いっぱいで見やすい
・野菜に合わせて声色を変えながら読むと、より子供が楽しんでくれるのでおすすめ

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7. しましまぐるぐる(かしわらあきお/学研)

どんな絵本?
はっきりした配色と単純な図形が赤ちゃんの目を引きつける、視覚に訴える絵本。大人気のシリーズでグッズが100均にもあるほどなので、気に入ったらグッズも購入して日常で触れられるようにしてあげると喜んでもらえます。しっかりとした作りのボードブックなのでプレゼントにもおすすめです。

子どもが興味を持つポイント
・コントラストの強い色使いが赤ちゃんに見えやすい
・「しましま」「ぐるぐる」といった言葉のリズムが面白い
・眺めるだけでも楽しめるビジュアルの力

8.ぺろぺろぺろん(新井 洋行/くもん出版)

どんな絵本?
さまざまな動物の舌の部分が指人形になっていて、ふれあい遊びをしながら読む仕掛け絵本。どうぶつと、いろんな体の部位の名前が登場するので、ふれあい遊びをしながらことばも学べます。小さいうちから3歳くらいになっても楽しんでくれるので、長く遊べる点でもおすすめです。たくさんの笑顔が引き出せます。

子どもが興味を持つポイント
・指人形部分が動くので、すぐに興味をもってくれる
・動物への親しみや、くすぐったさもあり、すぐに子供の笑顔につながる
・慣れてきたらぺろぺろする前にあえて少しためを作ると、子供のワクワク感がさらにアップ!

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9.おいしいな!(きむらゆういち/学研)

どんな絵本?
スライド式のしかけが楽しい絵本。大きくてシンプル、かつカラフルな絵が子供にもわかりやすい。離乳食をはじめる時期には、咀嚼をイメージできるようにもなるのでおすすめです。「もぐもぐ」「こりこり」など、食べる音と一緒に楽しめます。

子どもが興味を持つポイント
・スライド式で絵が変化し、手を動かして遊べる
・みんなでご飯を分け合って食べる楽しそうな雰囲気や、ご飯をたべる音ににっこり
・食べることが好きになる第一歩にぴったり

10.もいもい(市原淳/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

どんな絵本?
東京大学の研究から生まれた「赤ちゃんがじっと見つめる形」をもとにした不思議な絵本。最初はこれは一体何だ?と思ったのですが、たしかに赤ちゃんはよく見てくれます。しなぷしゅにも登場するので、赤ちゃんにとっても馴染みの存在になっていきます。

子どもが興味を持つポイント
・視線が吸い寄せられる独特の形や色
・「もいもい」という音の響きが耳に残る
・もいもいの形やサイズに合わせて抑揚をつけながら読むとさらに興味アップ!

おわりに

赤ちゃんの絵本時間は、「読む」より「感じる」が主役。絵本を読もう!と意気込むよりも、「赤ちゃん目線」で絵本を選び、楽しいふれあいの時間にできると親子ともに充実した絵本時間にできます。音のリズムや色のインパクト、ママパパの声や表情――そのすべてが、赤ちゃんにとっては最高のエンタメです。

今回ご紹介した10冊は、どれも赤ちゃんの好奇心にぴったり寄り添ってくれるラインナップ。ぜひ、お子さんの反応を楽しみながら、「これ好きそうだな」「今日はこれにしてみよう」と気軽に手に取ってみてください。

絵本との出会いが、親子にとって小さな幸せのきっかけになりますように。

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