子どもがすやすや眠っていく姿って、見ているだけで幸せ。
でも実際の寝かしつけタイムって、暗闇でじっと横になりながら「まだ寝ないの?」「この後やりたいこといっぱいあるのに…」とソワソワしてしまいますよね。
しかも、寝かしつけが終わったあとの時間は唯一の自分時間。だからこそ「ここで寝落ちしたくない!」という気持ちが強いんです。
そんな思いから、「寝かしつけの時間をどう昇華させるかが、時間の有効活用の第一歩なんじゃないか?」「寝落ちせず乗り切れるよい方法って?」と考えるようになりました。
スマホ封印の寝かしつけタイム、暇すぎ問題
うちの子どもたちは光にめちゃくちゃ敏感。
ちょっとでもスマホをつけようものなら、パチッと目を開けて「ママ、バレてるよ」状態。
もうそろそろ寝たかなと思って、スマホから目を話し子供に目をやると、ぱっちりと目があってしまった瞬間のあの「ひっ…!!!」とする気持ち、寝かしつけあるあるだと思います。
常日頃、色々な場面でスマホに依存して生きているからこそ「スマホ禁止の寝かしつけ時間」って…とにかく長く感じる!暇だと思ってしまう!
寝顔は可愛いけど、この時間をどう過ごすかで心の余裕も大きく変わるんだろうなと思い、色々と試してみました。
寝かしつけ暇つぶし、やってみたけど失敗したこと
深呼吸でリラックス(寝落ち率90%)
最初にやってみたのは深呼吸。
というのも、これをすると子どもが落ち着くスピードが早い気がしたんです。
わざと少し大きめに呼吸音を出してあげると、子どもの呼吸もスーッと深くなっていって、だんだん寝息が整う。
「母親の寝息マジック」ってあるのかもな、と思いました。
結果的に寝かしつけ全体の時間が短くなるなら、これは有効活用の一つだ!と思ったんですよね。
ただ問題は…私自身までリラックスして一緒に熟睡してしまうこと(笑)。
子どもが早く寝ても、一緒に寝落ちしてしまったら自分時間ゼロ。
効果はあるのに、寝落ち率が高すぎて泣く泣く封印した手段です。
考えごとタイム(寝落ち率70%)
考えごとタイムは「この時間にブログのネタでも考えよう!」とか「明日の家事の段取りをシミュレーションしよう!」と始めます。
普通に考えていると眠気に飲まれてしまうけど、頭の中で「今日はここを決めるって言ったよね?目的はなんだっけ?」と自分と会話するように突っ込みを入れると、ちょっとだけ眠気が遠ざかります。
でもやっぱり考え事だけだとウトウトしてしまったり、スマホに即座にメモれるわけではないのでせっかく考えたことを寝かしつけが終わった頃には忘れてしまっていて結局時間を無駄にしてしまったように感じてしまったり…。
そこである日、考え事をしながらおしりをぐぐぐーっと上げる筋トレをしてみたんです。
するとあら不思議。結構眠気も吹っ飛んだし、頭がすっきりした気がしました。
今のおすすめ!忍者修行のようにこっそり筋トレ
最終的に一番続いているのは布団の中での筋トレ。
子どもに動いていることが悟られないよう、忍者修行のごとくひっそりゆったり動くのがコツです。
- ヒップリフト:おしりをゆっくり浮かせて、下につけずにギリギリで止める→また上げる
- レッグレイズ:足を地面につけずにゆっくり上下
- 横向き足上げ:横向きに寝て、足をちょっと上げて小さく繰り返す
「寝ているふりをしながら、実はせっせとプチ運動しているという高難易度ミッション」感があって、ちょっと面白いんです。
しかも眠気が飛ぶし、産後ダイエットの第一歩にもなるしで、今の私には一番しっくりきています。
産後のだらーんとした自分の体型を見ていると、どうしても少し自己肯定感が落ちる部分があったし、慢性的な運動不足の側面もあったので、自分の気持ちを上げる意味でもいいかなと思っている今日この頃です。
筋トレは眠気覚ましにもなる?科学的にもアリ!
考えごとでボーッとしてきても、体を少し動かすと頭がシャキッとする実感があります。
科学的にも裏付けがあって:
- 筑波大学の研究:低強度の運動でも海馬が活性化(記憶・学習に関わる部分)。
- 京都大学の研究:ヨガやウォーキングのような非常に軽い運動でも、運動をすると短時間で気分が好転し、脳の前頭前野が関わる実行機能(目標に向かって行動や意識を制御する能力)が高まることが明らかに。
つまり、布団の中での地味な筋トレでも「眠気対策+頭の活性化や気分転換」になってる可能性大。
…ただの暇つぶしが、エビデンス的にも意味あるって知ると、ちょっと誇らしいです(笑)。
まとめ:寝かしつけを「小さな自分時間」に
寝かしつけって、子どもの寝顔を眺められる幸せな時間。
でも一方で、寝かしつけ後こそ唯一の自分時間だからこそ寝落ちしたくない、というママパパの本音もあるはず。
私の場合は、深呼吸や考えごとは寝落ちリスクが高かったけど、筋トレなら眠気も飛ぶし「ちょっと自分のために頑張った」という達成感もついてくる。
完璧じゃなくても、「寝かしつけ=小さな自分時間」だと思えるようになったのは大きな収穫です。
今日もまた一緒に寝落ちしちゃうかもしれないけど、それも含めて愛しい時間。
「寝かしつけ暇つぶし 何してる?」と検索してきたママさんパパさん、忍者修行ごっこのプチ運動をお試しあれ!