「うちの子、恐竜にどハマり中!」そんなご家庭も多いのではないでしょうか?我が家も御多分に洩れず、恐竜大好きキッズに成長中で、たくさんの絵本を読んできました。
今日は数ある恐竜の絵本や図鑑の中から、実際に読んでよかった「恐竜が大好きな子におすすめの絵本10選」を、親子で読んだ体験もまじえてご紹介します!
恐竜が大好きな子におすすめの絵本10選
1. 『きょうりゅうかくれんぼ』
作:新井洋行 / 出版:講談社 / 対象年齢:2〜5歳
概要
恐竜たちが、いろんな場所にこっそり隠れているしかけ絵本。「どこにいるかな?」と探しながら読む楽しさがあり、小さな子でも盛り上がれます。
おすすめポイント
- 隠れた恐竜を見つけたときの反応が大きく、読み手も楽しめる
- 複数回読まれることが多く、リピート率高め
- 恐竜の名前も遊びの中で自然に覚えられる
2. 『恐竜バス』
作:いとうみちろう / 絵:きむらゆういち / 出版:PHP研究所 / 対象年齢:3〜6歳
概要
恐竜がバスになっちゃった?ステゴサウルスやプテラノドンなど、いろんな恐竜の乗り物が登場。想像力をくすぐる設定と動きのある画面で最後まで楽しめます。
おすすめポイント
- 恐竜と乗り物の組み合わせがドンピシャで刺さる
- 「どれに乗りたい?」と親子の会話が盛り上がる
- 表情豊かな絵とテンポの良い文章で読み聞かせもしやすい
3. 『とびだすえほん はっけん!きょうりゅう』
作:さくらいひろし / 絵:高橋進 / 出版:永岡書店 / 対象年齢:2〜4歳
概要
ティラノサウルスやステゴサウルスなど、実在した恐竜たちが本から飛び出す、体感型のしかけ絵本。通常の絵本とは違った驚きの体験ができます。
おすすめポイント
- 飛び出すしかけに子どもが夢中になる
- 見開きの迫力ある構成で驚きがある
- 文章が短く、テンポよく何度も読める
4. 『きょうりゅうオーディション』
作・絵:たしろちさと / 出版:PHP研究所 / 対象年齢:3〜6歳
概要
恐竜たちが「絵本の主役の座」をかけてアピール合戦。性格や特徴がストーリーに自然と組み込まれており、読みながら恐竜の個性を知ることができます。
おすすめポイント
- 恐竜のキャラが立っていて親しみやすい
- 結末にちょっとした驚きあり
- 子どもと「どの恐竜が好き?」と会話が弾む
5. 『さわれる まなべる きょうりゅうたち』
絵:ニニー / 訳:松永りえ / 出版:ポプラ社 / 対象年齢:3〜6歳
概要
恐竜の肌や爪の質感を“触って”学べる絵本。視覚と触覚の両方からアプローチできる、体験型の知育コンテンツです。子供の好奇心をくすぐってくれます。
※人気の本で新装改訂版が2022年に発行されました。検索では旧版も出てくることがあるので注意
おすすめポイント
- 「ざらざら」「つるつる」など五感で学べる
- 実際に手を動かしながら遊び込める
- 恐竜の違いを感覚で理解できる
6. 『ぐんぐん考える力を育む よみきかせ きょうりゅうのお話20』
作:さくらいひろし / 絵:高橋進 / 出版:永岡書店 / 対象年齢:3〜6歳
概要
恐竜にまつわる20の短編物語で、「なんで?どうして?」といった疑問を引き出す構成。解説・観察ページもついており、知識と想像力を自然に育てます。いろんなお話が入っており、子供も飽きずに読むことができます。
おすすめポイント
- 1話完結で寝る前の読み聞かせにぴったり
- 親子の対話が自然と生まれる構成
- 解説ページで知識もしっかり補強できる
7. 『きょうりゅうたちの おーっと あぶない!』
作:ジェイン・ヨーレン / 絵:マーク・ティーグ / 訳:なかがわちひろ / 出版:アスラン書房 / 対象年齢:2〜5歳
概要
恐竜たちが“やんちゃ”な行動をしてしまうけれど、最後にはちゃんと謝ったり、行動を見直したりする姿が描かれる絵本。しつけ絵本としても◎。
おすすめポイント
- 子どもが共感しやすい行動設定
- ユーモアがあり、説教っぽくないのが良い
- 読み聞かせにリズムがあり親も読みやすい
8. 『きょうりゅうのたまご』
作・絵:赤羽末吉 / 出版:福音館書店 / 対象年齢:4〜6歳
概要
山で拾った不思議な卵から生まれたのは恐竜。自然や命を静かに描く、昔話風のストーリー。読後にじんとくる一冊です。
おすすめポイント
- 墨絵調の絵が幻想的で世界観に引き込まれる
- おだやかな語り口で就寝前にも向いている
- 情緒や余韻を楽しめる珍しい恐竜絵本
9. 『はじめてのずかん きょうりゅう (講談社の動く図鑑MOVE)』
監修:小林快次、瀧靖之 / 出版:講談社 / 対象年齢:2〜6歳
概要
恐竜の名前・特徴・動きなどを、リアルなイラストや写真で紹介する“動く図鑑MOVE”シリーズの1冊。DVD映像とも連動しており、動きや大きさのスケール感まで学べる構成です。
おすすめポイント
- 写真や映像とリンクして、よりリアルに学べる
- 図鑑好きのきっかけづくりにもぴったり
- 幼児でも視覚的に楽しめるページ構成
10. 『おまえうまそうだな』
作・絵:宮西達也 / 出版:ポプラ社 / 対象年齢:3〜6歳
概要
ティラノサウルスが出会ったのは、自分を「パパ」と呼ぶアンキロサウルスの子。食べるつもりだったのに、だんだん情がわいてきて、心が動いていく感動ストーリー。強さとやさしさの両面を描いた人気シリーズの1作目です。映画にもなっており、合わせて見ると違いが楽しめます。
おすすめポイント
- 恐竜の姿を借りた親子愛のストーリーが印象的
- 子どもの心を動かす名作として定評あり
- 気に入ったらシリーズを通して楽しめる
【まとめ】
恐竜絵本は、ただ楽しいだけでなく「知識を増やす」「想像力を育てる」「親子の会話が生まれる」といった多くの価値があります。
しかけ絵本・感動ストーリー・図鑑タイプなど、好みや年齢に合わせて選ぶことで、より深い体験につながります。
今回の10冊の中に、お子さんの“ハマる一冊”が見つかればうれしいです。
